サイドバックの交代は邪道?交代枠が5枠になったことで変わるこれからのサッカー
交代枠を今後も5枠のままにするという報道が出ました。
ここ数年ではウイルスの影響もあり多くのリーグ、大会で特例的に交代枠が3枠から5枠に変更となっていました。が上記にある通り正式に5枠にするようです。
ここで今後サッカーの戦術にどのような影響を及ぼすまたは及ぼしているのか考えてみました。
1.サイドバックの交代が容易に
これがいま議論となっているのではないでしょうか。
長友佑都選手ですね。アジア予選や最近ではFC東京でも途中交代もしくは途中起用されています。アルベル、森保 両監督のプランでは長友選手をフルではなく短い時間で結果を残してほしい意図があるようです。
そもそもサイドバックというポジションは運動量が求められていて、システムによりますが攻撃の時には相手コーナー付近まで走り正確なクロスやボランチのサポート、もちろんDFなので守備をしっかりしなければいけないというやることが多すぎるポジションです。近年ではビッククラブが多額の資金を投じているほどです。
もちろんフル出場でハイクオリティを出し続けるのが理想ですが交代をプランに入れることで前半から飛ばしていくこともできますね。
2.前半からの早期プラン変更
現在では怪我かプレーがひどすぎない限り前半では交代ができません
せめてハーフタイムまで待ってみようと考えることがほとんどですが5枠になってからなかなか交代枠を使い切らないチームは少なくありません、ですのでしばらくすると容赦なく前半で交代カードを切る監督が表れてもおかしくありません。
(プロではありませんが過去の高校サッカー選手権で前半20~30分くらいで交代カードを切るチームがありました。)
しかし交代の機会制限があるのであんまり増えないでしょうね
3.プレースピードが速く、激しくなる?
もちろん交代枠の増加で前半開始から体力を以前よりも一気に使うようなサッカーができるのではないでしょうか?(なんでプレミアリーグは交代枠が3枚なのにあんなに速いのでしょうか。。。)
終わりに
いかかでしょうかほかにもスーパーサブ、クローザーといった途中交代を専門とした選手が増えたりしたら面白いと思います。
ベンチスタート=2軍といった偏見がどうしてもありますが、交代枠の増加でそんなことないと広げていくのが今後のサッカー界の課題ではないでしょうか小学生のサッカーで多く行われている8人制サッカーは交代枠の制限がないので控えメンバーの大切さをもっと広がればいいなと思います。