内田篤人が「ファールでいいよ」と言ったことから考えさせられること。
先日行われたアジア最終予選サウジアラビア戦での前半40分のシーンで地上波の解説をしていた内田篤人さんが「潰していいよ、ファールでいいよ」というコメントをしましたが、これに対して「そんなことをいっていいのか」という声がSNSでありました。
なぜ内田さんはこのことを言ったのでしょうか?
サッカーに限らずバスケットボールなどでも自身のチームが不利になる前にファールをしてプレーを切るという事は珍しくありません。
これが俗に言うプロフェッショナルファールです。
そして今回のサウジアラビア戦では絶対に勝たないといけないワールドカップ本選へ行くための重要な一戦で、このシーンではまだ1-0でリードしていましたが、悪い流れを切る必要がありました。
なので内田さんは「ファールでいい」と言いました。
ただ決して勘違いして欲しくないのは、「怪我をさせろ」とは一切言っていないことです。
もしかしたら「潰せ」という言葉が印象が悪かったのかもしれませんね。
実際にあったプロフェッショナルファール
ここで有名なシーンを見てみましょう
このシーンは19/20シーズンのスーペルコパ決勝レアルマドリード対アトレティコマドリード延長後半の115分です。
決定機を迎えたアトレティコマドリーの選手がレアルマドリードのバルベルデ選手がスライディングでファールで止めて一発退場になったものの、チームはPK戦で勝利、優勝しました。
そしてその試合ではファールをしたバルベルデ選手がMVPとなりました。
最後に
ここまで私はまるでファールを正当化するようなことを言いましたが決してそういうわけではありません。
ただこのようプレーは欧州や南米の強豪国はよくおこなっています。
なので日本がワールドカップなどで勝つには必要なプレーだと思います。
しかしこれをこれからどう子供たちに伝えるのかが課題になりますね。